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平成19年第 2回定例会-03月22日-04号

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  1. 玉名市議会 2007-03-22
    平成19年第 2回定例会-03月22日-04号


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    平成19年第 2回定例会-03月22日-04号平成19年第 2回定例会          平成19年第2回玉名市議会定例会会議録(第4号)  議事日程(第4号)                     平成19年3月22日(木曜日)午前10時開議 日程第 1 委員長報告      1 総務委員長報告      2 産業経済委員長報告      3 建設委員長報告      4 文教厚生委員長報告 日程第 2 質疑・討論・採決 日程第 3 委員長報告      新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員長報告 日程第 4 質疑・討論・採決 日程第 5 委員長報告      玉名バイパス建設促進特別委員長報告 日程第 6 質疑・討論・採決         閉 会 宣 告        ─────────────────────────  本日の会議に付した事件
    日程第 1 委員長報告      1 総務委員長報告      2 産業経済委員長報告      3 建設委員長報告      4 文教厚生委員長報告 日程第 2 質疑・討論・採決 日程第 3 委員長報告      新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員長報告 日程第 4 質疑・討論・採決 日程第 5 委員長報告      玉名バイパス建設促進特別委員長報告 日程第 6 質疑・討論・採決 日程第 7 追加議案上程  議第48号 熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について  議第49号 普通財産の無償貸付けについて 日程第 8 提案理由の説明 日程第 9 議案の委員会付託           (休憩中委員会) 日程第10 委員長報告        総務委員長報告 日程第11 質疑・討論・採決 日程第12 議員提出議案上程  議員提出第1号 玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について  議員提出第2号 玉名市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について  議員提出第3号 玉名市議会事務局条例の一部を改正する条例の制定について 日程第13 質疑・討論・採決 日程第14 意見書案上程  意見書案第1号 日豪EPA(外務省経済連携協定)交渉に関する意見書の提出について 日程第15 質疑・討論・採決        ───────────────────────── 出席議員(29名)    1番  萩 原 雄 治 君        2番  中 尾 嘉 男 君    3番  宮 田 知 美 君        4番  北 本 節 代 さん    5番  横 手 良 弘 君        6番  前 田 正 治 君    7番  近 松 恵美子 さん       8番  作 本 幸 男 君    9番  福 嶋 譲 治 君       10番  竹 下 幸 治 君   11番  青 木   壽 君       13番  内 田 靖 信 君   14番  高 村 四 郎 君       15番  大 崎   勇 君   16番  松 本 重 美 君       17番  江 田 計 司 君   18番  多田隈 保 宏 君       19番  永 野 忠 弘 君   20番  林 野   彰 君       21番  高 木 重 之 君   22番  本 山 重 信 君       23番  吉 田 喜 徳 君   24番  田 島 八 起 君       25番  田 畑 久 吉 君   26番  小屋野 幸 隆 君       27番  堀 本   泉 君   28番  松 田 憲 明 君       29番  杉 村 勝 吉 君   30番  中 川 潤 一 君        ───────────────────────── 欠席議員(1名)        12番   森 川 和 博 君        ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長    松 岡 誠 也 君     事務局次長   梶 山 孝 二 君  次長補佐    中 山 富 雄 君     書記      和 田 耕 一 君  書記      松 尾 和 俊 君        ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長      島 津 勇 典 君     助役      高 本 信 治 君  総務部長    村 田 隆 夫 君     企画財政部長玉名総合支所長兼                        玉名自治区事務所長                                牧 野 吉 秀 君  市民部長    田 上 敏 秋 君     福祉部長    元 田 充 洋 君  産業経済部長  谷 口   強 君     建設部長    取 本 一 則 君  地域自治区調整総室長            出納局長    徳 井 秀 憲 君          井 上   了 君  横島総合支所長兼横島自治区事務所長     天水総合支所長兼天水自治区事務所長          田 上   均 君             望 月 一 晴 君  企業局長    中 原 早 人 君     教育委員長   坂 本 清 一 君  教育長     菊 川 茂 男 君     教育次長    杉 本 末 敏 君  監査委員    高 村 捷 秋 君                             午前10時02分 開議         ************************* ○議長(松田憲明君) ただいまから本日の会議を開きます。        ************************* △日程第1 委員長報告 ○議長(松田憲明君) 各委員会に付託してあります全議案を一括議題といたします。  審議の方法は、各委員長の報告の後、質疑、討論の後採決いたします。  各委員長の報告を求めます。  総務委員長 本山重信君。   [総務委員長 本山重信君 登壇] ◎総務委員長(本山重信君) 改めまして、おはようございます。ただいまから総務委員会の審査経過と結果を報告申し上げます。  議第3号平成18年度玉名市一般会計補正予算(第4号)についてですが、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億762万円を減額し、予算総額を273億4,038万円とするものであります。まず歳入の主なものは、市税が7,599万5,000円の追加に地方交付税普通交付税で6億9,056万7,000円の追加、繰入金は、6億3,494万円の減です。  次に歳出の主なものですが、総務費で地域イントラネット及び情報推進事業の決定により7,943万9,000円の減です。また第4条地方債は変更で地域イントラネット基盤施設整備事業並びに災害復旧事業に係るものほか16件の借入限度額の変更を行なうものです。以上の説明が執行部よりあり、それに対して、委員から1番目に地方交付税や合併に係る補助金の金額の動向、2つ目に繰越明許に係る事業と金額について、3つ目に消防団のはっぴについて、4つ目イントラネット委託料の減額について等の質疑がありました。執行部から以下のとおりの答弁があり、また委員からの要望もありました。1つ目の地方交付税には普通交付税特別交付税があるが、今回普通交付税が82億3,656万円で確定したことにより、補正をお願いしている。また特別交付税については3月下旬に確定する見込みであり、10億円を計上している。それから平成17年度は12億4,300万円であり、6%の減の見込みと考えている。また合併に係る補助金は合併した団体の数により異なり、玉名市は4団体で4億8,000万円で決定がなされているが、今年度は2億8,800万円の歳入が決定し、来年度以降、残額の交付がある。2つ目の繰越明許に係る事業と金額については、件数はふえているが金額は減少している。事業の遅れが毎年のように見受けられる。繰り越しとならないように事業計画の確実な遂行を希望した。3つ目の消防団のはっぴについては18、19、20年度の3年間で整備するため、各年度1,000万円計上することにしている。そのあとの整備や破損等については1,712名分の各2,000円の被服等補助金にて各分団で対応していただきたい。それから4つ目の地域イントラネット整備事業に係る国庫補助金の減額についてですが、当初の事業計画では3億8,000万円を計上し、2分の1の1億9,000万円の補助額にて計上していたものが、国の予算枠の中で事業費が2億5,700万円弱、補助金で1億2,800万円との決定があり、その補助金差額の6,100万円を減額するとのこと。事業自体はパソコンの学校への整備、配備であり、事業財源を合併特例債で対応することになり、そのため補助金と特例債を入れかえたという形になった。以上の答弁がありました。議第3号については、全会一致で可決いたしました。  次に議第14号平成19年度玉名市一般会計予算についてであります。歳入歳出の総額を256億6,650万円とするものです。これは前年度予算比の3.7%の減であります。次に第2条地方債については、九州新幹線鉄道建設負担金外17件につきまして、起債の目的、限度額などが定められ、9.8%の地方債依存割合になります。また一時借入金は20億円を限度とし、さらに歳出予算の流用もあわせて説明がありました。まず歳入の主なものは、市税で65億8,020万3,000円を計上してあり、個人市民税で24億6,210万円、固定資産税で28億190万2,000円です。地方譲与税は3億3,300万円で、18年度までの国の三位一体の改革として交付されていた所得譲与税の19年度からの廃止により大幅な減になります。利子割交付金は3,320万円、配当割交付金は1,230万円、株式等譲渡所得割交付金は国の示した金額により1,650万円です。地方消費税交付金は6億4,620万円で、ゴルフ場利用税交付金は3,120万円、自動車取得税交付金は1億1,610万円、地方特例交付金は恒久的な減税分と児童手当の拡充分として6,880万円を計上されています。地方交付税は88億4,100万円で、内訳は普通交付税で78億4,100万円、特別交付税は10億円であります。分担金及び負担金は3億8,424万8,000円が計上され、主なものは保育所運営費負担金が3億3,882万9,000円です。使用料及び手数料は3億9,233万2,000円で、住宅使用料が1億9,987万円。主なものでこのようになります。国庫支出金につきましては、24億5,076万4,000円で、主なものは介護給付訓練等給付費負担金が3億1,500万円、保育所運営費負担金が2億2,427万5,000円、生活保護の各扶助費に対します負担金が6億4,500万円となります。県支出金は17億2,947万4,000円で、主なものは保険基盤安定負担金が2億6,718万5,000円、被用者・非被用者小学校修了特例給付負担金が1億2,372万5,000円、それから重度心身障害者医療給付費補助金が6,850万円、強い農業づくり交付金が1億4,153万5,000円であります。繰入金は9億8,878万8,000円が計上されています。繰越金は1億円、諸収入は3億8,618万9,000円、市債は25億2,370万円で、九州新幹線鉄道建設負担金債は6,080万円ほか17件であります。  次に歳出では、議会費が2億7,020万7,000円。それから総務費が30億2,474万1,000円で主なものは企画費で玉名平野下流排水整備計画策定業務委託料が1,390万円、庁舎建設にかかる基本設計業務委託料が4,054万8,000円、選挙に要する経費として県議会議員選挙参議院議員選挙県知事選挙費として1億1,900万4,000円となります。次に消防費は9億6,514万2,000円で、有明広域行政事務組合消防事業負担金が7億7,616万3,000円などが主なものです。公債費は35億8,519万7,000円です。委員及び執行部の質疑応答の特筆すべき事項を御報告申し上げます。1番目に歳入の市税は、市民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税に係る滞納繰越分が滞納額の7%、11%、12%の大枠で計上しているが、徴収見込みない滞納分の主な理由や徴収率向上の対策について委員より質疑あり、執行部より「固定資産税はあるが所得がない」が最大の要因であるとの答弁がありました。また収納率向上の方策については、1つ目に現在30%しかない口座振替の推進、2つ目に電話、文書による催告の強化、3つ目に不動産、預貯金、給与等の差し押さえ、4つ目に収納体制の強化として平成19年度から熊本県に研修で職員を派遣させ、県との合同徴収を考えているというような答弁がありました。2つ目に歳入の県支出金の商工費県補助金での街なか居住推進事業補助金の事業内容についての質疑に対して、執行部から熊本県が創設した制度であり、中心市街地活性化の子育ての世帯の住宅建設の補助を行なうもので、限度額が180万円、12棟分の予算計上であり、広報等での周知を担当課により適切に対応するとの答弁がありました。3つ目に合併特例債活用の実績について委員から質疑があり、執行部より合併特例建設事業債が267億円で10年間の権利があるということであり、充当している分については平成17年度は新玉名駅周辺整備事業横島複合施設、天水中学校、玉陵中学校体育館で13億2,000万円を充当し、平成18年度は新玉名駅周辺整備事業、天水中学校、地域イントラネット整備事業等で12億8,300万円を充当し、2カ年で合わせて26億円程度の合併特例債の許可をもらっているが、なお平成19年度は駅周辺整備事業岱明中学校体育館で9億6,000万円の発行を予定しているとの答弁がありました。4つ目に歳出の総務管理費、職員手当の退職手当の増額について、対象人数と増加の主な要因について委員から質疑がありました。執行部より退職手当組合の負担額として計上してあり、一般会計に係る職員数が607名、特別会計に係る職員数が28名、企業会計に係る職員数が30名であり、また負担率が1000分の150から1000分の180に改正になったことによる増額との答弁がありました。5つ目に総合窓口カウンター設置についての質疑に対して、執行部より平成19年度で市役所玄関から入って正面ぐらいに設置したいと。賃金職員1人と全市職員が輪番制で1人の2人体制で進めたい旨の答弁がありました。6つ目に文書広報費において元FM局への委託料が減額になっているが、花火大会、大俵まつり、花しょうぶまつり等のイベントにかかる発信力が弱くなるのではないかとの委員からの質問に対して、執行部より先の委員会において、市外からのFM局も検討したい旨の答弁をしていたが、今回は減額していると。今後は職員の中でイベント等についての意識づけ等を強力に行ない、合併によるスケールメリットを活かし、広報発信力を強化していきたいという答弁がありました。さきに開催したいちごマラソンにおいては、天草パールラインマラソンを抜いて県下一の参加者を呈したようにさらなる発信力を全体的に市の取り組みの中で強化していきたいとの答弁がありました。7つ目に玉名21の星事業の助成金に関しての質疑があり、執行部より平成18年度から4年間にわたる事業であり、それぞれの校区の事業に対しての進捗を見きわめながら、事業展開を進めていきたい。その中で予算が不足する事態となれば補正にて対応したいとの答弁がありました。8つ目に行政区の統合については、平成19年度において258行政区のまま予算を計上している。なお、旧玉名市の玉名町の一部については現段階において統合が可能かどうか検討しているとの答弁がありました。9つ目に熊本県議会議員選挙参議院議員通常選挙熊本県知事選挙に係る時間外勤務手当について委員からの質疑に対して、執行部より前回の時間外勤務手当は約1,000万円程度の減額になっているが、さきの3つの選挙にかかる時間外勤務分が増額になっている。全国的に開票時間の短縮が大きな課題となっている中、選挙管理委員会の中でも議論をいただき投票所の設置については業者委託をし、職員を開票及び疑問票等の事務に当てる方向で検討しているとの答弁がありました。その他に公用車のガソリン代、パソコンの借り入れ、それから消防団分団への補助等についての質疑応答もありましたが、採決の結果、議第14号につきましては、全会一致で可決をいたしました。  次に、条例関係の審査内容を報告いたします。議第25号玉名市副市長の定数を定める条例の制定について。委員から特に質疑はなく、議第25号については、全会一致にて可決いたしました。  次に議第27号玉名市事務分掌条例及び玉名市総合計画策定審議会条例の一部を改正する条例の制定について。委員から機構改革及び税源移譲等にかんがみ、納税課が創設されるのだろうが、今後の住民税申告のあり方等に対して質疑がありました。執行部より住民税申告期間は地域の申告者数も異なるので、各支部等において日割りをし実施しているが、現段階において特段問題は発生していない。平成19年においても同じ対応をしたいとの考えであるが、サービスの低下を招かぬようにしていただきたい旨の答弁がありました。議第27号については全会一致にて可決いたしました。  次に議第28号玉名市行政手続条例の一部を改正する条例の制定について。議第29号玉名市地域自治区の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。及び、議第30号玉名市監査委員条例の一部を改正する等の条例の制定については、委員から特に質疑はなく、議第28号、議第29号、議第30号については、全会一致にて可決されました。  次に議第31号玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。委員から100分の25を超えてはならないという改正に伴うものなのかという質疑に対して、執行部から給与法の中で定率で対応していたものを定額にて対応し、限度額を100分の25に抑えるようにとの通達に沿って条例を改正するものとの答弁がありました。そのほか質疑はなく、議第31号については、全会一致にて可決いたしました。  議第32号玉名市特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてですが、委員から別表7号を参照しながら用地交渉にかかわった職員に支給する日額と特殊勤務手当支給の兼ね合いについての質疑があり、執行部から勤務に従事した職員に対して特殊勤務手当を日額として支給するものであり、時間の規制はない旨の答弁がありました。そのほか委員から特に質疑はなく、議第32号につきましては全会一致にて可決されました。  議第33号玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、委員から国保税の資産割について平成19年度から10%、平成20年度が0%になることの確認があったほか、特に質疑はなく、議第33号については、全会一致にて可決されました。  議第42号玉名市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。委員から消防団員の確保については、市職員の採用時等に地域のリーダー的存在として、各地域の分団にその年齢が達したら加入していただくような指導はできないかとの質疑がされ、執行部より各分団において強力に勧誘等はなされているが、強制はなかなかできない旨の答弁があり、議第42号については、全会一致にて可決されました。  最後に継続審査になっております平成18年請願第3号JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書の提出に関する請願についてでありますが、委員からこの意見につきましては係争中であり、1日も早い解決が望まれるが地方自治に直接かかわる範疇ではないとの意見や、意見書の提出は地方議会になじまない、また3月で年度も変わることにかんがみ、継続という形ではなく方向性を出すべきとの意見が出されました。委員の意見を集約し、採択すべき案件には至らないとの結論に達し、平成18年度請願3号につきましては、全会一致をもって不採択にすべきものと決定しました。  以上、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(松田憲明君) 引き続き、産業経済委員長 永野忠弘君。   [産業経済委員長 永野忠弘君 登壇] ◎産業経済委員長(永野忠弘君) おはようございます。今期産業経済委員会に付託されました案件は、議案5件、請願1件でございます。その審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議第3号平成18年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。6款農林水産業費は2,381万円の減額であり、主なものは園芸産地かつりょく強化対策事業費が苺の夜冷施設整備増設、高接ベンチの導入事業の確定により、入札単価残が出たことで574万3,000円の減額、強い農業づくり交付金生産総合事業)は原油高騰対策の一環として天水、横島、玉名地区の苺農家で攪拌扇を導入実施する事業で、入札の残額を減額するものです。同じく交付金(経営構造対策関係)はJA玉名、大浜のハウスリース事業を実施した残額と、追加事業として横島振農共乾利用組合でもみすり機1台と乾燥機を8機導入する補助金の差し引き残額を減額するもので、このもみすり機と乾燥機の機械導入については、第2表の繰越明許費で19年度へ繰り越すものです。また園地、改良、改植、高接ぎ等の小規模土地基盤整備事業補助金は事業費の決定による減額です。土地改良費は1,727万5,000円の増額で、主なものは尾田川地区と末広地区の水田農業経営確立排水対策特別事業負担金の増額です。7款商工費は1,065万2,000円の減額で、松原海岸の清掃委託等の施設委託入札残額100万4,000円の減額、地域活性化センターが行なった合併市町村対象活性化補助事業玉名地域ブランド化事業が採択されなかったことによる補助金500万円の減額が主なものであります。11款災害復旧費中2項農林水産施設災害復旧費は3,978万8,000円の減額で、主なものは営利を目的としない土地改良連合会との契約により一般コンサルタントより安く委託できたことと本年度災害時の復旧に地元からの協力により区役等で対応できたことによる減額であります。第2表繰越明許費であります。6款農林水産業費1項農業費の経営構造対策事業を1,836万7,000円、末広地区の圃場整備事業492万9,000円、3項水産業費の玉名漁港分を5,940万円、大正開漁港分4,710万円と定め、水産基盤整備事業費を繰り越すものであります。3表債務負担行為補正の追加についてであります。追加(1)は熊本県農業制度資金利子補給費補助金交付要項及び熊本県自立経営体育成資金事務取扱要項に基づき、玉名農業協同組合が農業者に資金を融資したことについて、その利子補給を行なうものであります。追加(2)は玉名市土地改良区が農林漁業金融公庫から借り入れした土地改良施設整備事業資金2,000万円の元利償還金について、玉名市が玉名市土地改良区に負担するものであり、それぞれ期間及び限度額を定めるものであります。委員から、農業委員会で農地の把握はできているのか、また進捗状況はという質疑に対し、執行部より今回、品目横断的経営安定対策に伴い、地目の確認ということでそれぞれ農家の方へ畑地を樹園地と普通畑に分けて提出していただいたところ、自分の所有地がわからないとの確認の問い合わせが多く寄せられたほか、貸し借りをしていたが契約終了後も契約が継続していた等が判明しました。今回は半数を超える返送がありましたが、その後の台帳整備までに至っていない。返送を受け付けていただけという現在の状況であるという旨の答弁がありました。さらに委員から土地改良費の問題にもかかわってくる。旧玉名市の不在地主の問題や土地の譲渡がわからないので何とかしてほしいと質問される、農業委員も新しくなり、難しい面もあると思いますが、きちんと整備がなされるようお願いしたいという意見に対し、執行部より今回実施し把握されていない面も見えてきた。全部の農家に台帳の写しを配付するには難しい点もあります。検討させてほしいという旨の答弁がありました。議第3号付託分については、全会一致で原案のとおり可決いたしました。
     次に議第7号平成18年度玉名市大衆浴場事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。大衆浴場使用料は自治公社への委託の確定により減額、また雑入は4月から8月までの歳入の確定額と9月からの指定管理者の納入金予定額を合わせて129万2,000円の増額であります。歳出は8月に発生し、指定管理者移行後に支払いが生じた電気料の不足による増額です。委員からどうして民営化また指定管理者になると利益が増えてくるのか、どのような工夫をされたのかという質疑に対し、執行部より指定管理者となり自治公社職員を配置していないので、人件費などの運営経費が削減されている。また指定管理者の努力やこの移行時期に合わせ、大衆浴場北側に立願寺横町線の新設道路が開通し、対外的にも周知ができ、また交通の利便性もよくなったことも大きく影響しているのではないかという旨の答弁でありました。議第7号については、全会一致で原案のとおり可決しました。  次に議第14号平成19年度玉名市一般会計予算中付託分についてであります。6款農林水産業費18億4,216万4,000円の計上であります。主なものは強い農業づくり交付金経営構造対策関係)が1億1,766万6,000円、農業集落排水事業会計繰出金が2億3,606万6,000円、排水路と農道整備のむらづくり交付金事業費が1億5,155万円、尾田川・末広地区の水田農業経営確立排水対策特別事業負担金が1億4,000万円、また漁港建設費が大浜・大相開両漁港整備事業費で2億4,558万7,000円、それから新規で今まで地域で手当て、対応していただいていた農業用排水路及び農業用道路の整備に対して支援を行なう事業、農地・水・環境保全向上対策事業補助金が2,471万7,000円などであります。7款商工費は3億9,761万1,000円の計上であります。主なものは納涼花火大会補助金などを含む商工会議所・商工会補助金が2,583万2,000円、中小企業振興預託金ほかで1億2,700万円、工場等設置奨励費補助金を含む企業誘致促進費が3,082万2,000円、新規事業で街なか居住推進事業補助金が2,160万円、また、ふるさと自然公園・松原海岸・磯の里などの観光施設管理委託料が1,714万7,000円、それから勤労青少年ホーム管理委託料1,491万円などであります。11款災害復旧費中2項農林水産施設災害復旧費は委託料などの計上であります。委員から平成19年度産業経済委員会事業の特色はという質疑に対し、執行部より農業関係では品目横断的経営安定対策に基づく取り組みと米の生産調整が今まで行政で行なわれていたが、農業者団体に移りますので、農業者に周知し定着を図りたい。耕地課関係では今まで行政で行なっていた湛水事業、機械の借り上げ、原材料を含む事業を農地・水・環境保全向上対策事業補助金として参加地区に支援し補助するものです。参加地区は玉名市全体で水田、畑合わせて41%で参加していない地区に対しては従来の事業で行ないます。商工観光関係では、企業誘致を推進するには優良な用地の確保が必要であり、今後の方向性などを今検討中である。また昨年は玉名ラーメンが対外的にヒットしたが、これからは玉名ブランド推進室を商工観光課の中に設け、新幹線の開業なども踏まえ、玉名で誇れる商品、特産品の開発や発信をしていく必要があります。という旨の答弁でありました。ほかに強い農業づくり交付金、小岱山の活用、新規事業の農地・水・環境保全向上対策事業補助金についての質疑があっております。以上、議第14号付託分については、全会一致で原案のとおり可決いたしました。  次に議第18号平成19年度玉名市大衆浴場特別会計予算についてであります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ886万5,000円とするものであります。歳入は一般会計からの繰入金と指定管理者からの納入金などであります。歳出の1款大衆浴場事業費は修繕料等で103万5,000円。2款公債費は負債の元利償還金783万円であります。議第18号については、特に質疑もなく、全会一致で原案のとおり可決いたしました。  次に議第34号玉名市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは熊本県知事の権限に属する事務処理の特例に関する条例の一部改正に伴い、愛玩用鳥獣の飼養登録及び登録票再交付申請にかかる手数料を徴収するため条例の整備を図るもので、内容としまして愛玩用鳥獣の飼養登録及び登録再交付にかかる手数料1件につき3,500円を徴収するものであります。委員から保護することにより被害が目立つことはないのかという質疑に対し、執行部より今のところ被害の報告等はありませんが、以前に野鳥被害の事例はありまして、捕獲したことはありますという旨の答弁でありました。議第34号については、全会一致をもって原案のとおり可決しました。  次に請第1号日豪EPA(外務省経済連携協定)交渉に関する意見書の提出に関する請願についてであります。委員からはぜひ提出すべきだとの意見が多く、請第1号については全会一致をもちまして原案のとおり採択いたしました。  最後になりましたが、天水赤仁多地区の担い手育成型県営畑地地帯総合整備事業地とブリヂストン熊本工場の現地視察を行ないました。  以上で、産業経済委員会に付託されました案件の報告を終わります。 ○議長(松田憲明君) 委員長報告の途中でございますが、議事の都合により暫時休憩いたします。                             午前10時49分 休憩                             ───────────                             午前11時01分 開議 ○議長(松田憲明君) 休憩前に引続き、会議を開きます。  建設委員長 中尾嘉男君。   [建設委員長 中尾嘉男君 登壇] ◎建設委員長(中尾嘉男君) おはようございます。今期、建設委員会に付託されました案件は議案23件であります。審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、最初に、議第3号平成18年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。2款総務費1項総務管理費中15目新幹線促進事業費については、入札残による1,210万8,000円の減額。4款衛生費1項保健衛生費中9目浄化槽設置整備費については245万1,000円の減額。8款土木費については道路新設改良費9,061万3,000円の減額と都市計画図作成委託料6,750万9,000円を追加であります。委員からまず浄化槽設置整備について安上がりでしかも効果がいいという合併浄化槽の補助事業が以前は予算が足らんようだったが、今回はなぜ余ったのか、理由は何かとの質疑があり、執行部より下水道の普及もあるかと思うが、新規の件数が落ちてきたのが原因ではないだろうかとの答弁でした。次に土木費に関して委員からの電線の地中化に伴う工事負担金の問題について、下水道と上水道は電線の地中化にどういうふうな関係があるのかとの質疑があり、執行部よりこれは国土交通省が全国的にやっている地中化事業の一環の事業で玉名市としても強く要望して、国交省が事業に着手した。電柱を地中化することに対して国交省としてもそこに入っている上下水道管の減価償却費の費用はその事業主体が払いなさいということで、当時の会議の中で企業局ではなく玉名市が負担するという成り行きがあり、一般財源で取り組もうという話しがあったとの説明があっております。また工事請負費、委託料との予算の減額について、予算の見積りが甘かったのではとの質疑に対し、執行部より当初の予定に対し詳細設計、入札に伴い減額が生じた。また岱明・玉名線のJRに添架する橋の実施計画費を組んでいたが、それを取りやめたためとの説明でありました。また住宅に関してユニバーサルデザイン建築補助金の減額について質疑があり、執行部より最終的に申請がなかったことでの減額ではあるが、その採択基準というのは確かに厳しいものとの認識をしているとの答弁でありました。ほかにも樋門管理費や災害復旧費、入札についての質疑などがありました。議第3号中付託分につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第8号平成18年度玉名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出それぞれを543万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を10億3,402万8,000円とするものであります。主なものは、歳出の2款事業費157万4,000円の減と3款維持管理費512万8,000円の減、歳入においてはこれらの経費の調整であります。次に第2条繰越明許費につきましては、大開地区農業集落排水資源循環事業が繰越額1億4,146万8,000円であります。委員から繰越明許費について、今回は発注の時期が相当遅い。もともとの発注時期がなぜ遅れたのか、個人も新築計画を立てており、供用開始が遅れれば非常にしわ寄せが来る。そういうところまで執行部は考えてあるのか、との質疑があり、執行部より繰越明許に至った経緯として、設計審査に市の方で時間を要した。それに伴い新市財政計画との誤差が生じたので、その調整に遅れたということ。また入札を再度行なったため遅れたとの説明でありました。執行部より今後、計画的な工事を発注していきたいとの答弁があっております。議第8号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第9号平成18年度玉名市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ804万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を7,159万4,000円とするものであります。歳入につきましては、7款繰越金1,396万7,000円の追加であります。歳出につきましては2款営繕費の簡易水道施設工事等基金積立金としまして804万7,000円を追加するものであります。委員から特に質問もなく、議第9号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第10号平成18年度玉名市住宅開発事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ504万円を追加し、歳入歳出予算総額を1,504万円とするものであります。委員から特に質問もなく、議第10号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第11号平成18年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,046万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1,560万5,000円とするものであります。内容につきましては、当初25基の設置を予定しておりましたが、要望が少なく13基の設置減としたところであります。事業費で2,958万7,000円の減、歳入におきましては、その関係経費を計上しております。委員から、まず見込み違いにしては度が過ぎる、理由はどういうことかとの質疑があり、この浄化槽については天水地区で事業を行なっているのだが、天水地区においては今、農業集落排水事業ということで進めている地区があるが普及については天水支所等にもお願いして普及活動をやったが、12基の申し込みしかなかった。理由としてはやはり整備の申し込みがなかった、農業集落排水事業区域外での普及が少なかったということだろうと考えているとの答弁でありました。議第11号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第12号平成18年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。収益的収入及び支出の補正につきましては、収入で1款水道事業収益1,175万1,000円の減額であります。支出につきましては、1款水道事業費用422万8,000円の減額であります。次に資本的収入及び支出の補正でありますが、収入につきましては1款資本的収入で企業債1,710万円の減であります。支出につきましては建設拡張費3,100万円と施設改良費2,100万円の減額であります。次に企業債の補正については第4次拡張事業1,710万円を廃止するものであります。委員から今までにない予算の減額。事業に対して消極的になったのかとの質疑があり、執行部から工事費等の減額については他事業に伴いますところの配水管敷設の減額、それと当初予算の概算事業費が実施設計をしてみたところ下がったとの説明でありました。議第12号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第13号平成18年度玉名市下水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。収益的収入及び支出の補正につきましては、収入で1款下水道事業収益568万7,000円の減額であります。支出につきましては1款下水道事業費用488万3,000円の減額であります。次に資本的収入及び支出の補正でありますが、収入につきましては、1款資本的収入で受益者負担金173万円の増額と、支出につきましては、施設建設費390万2,000円の減額であります。委員から特に質問もなく、議第13号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第14号平成19年度玉名市一般会計予算中付託分についてであります。4款衛生費1項保健衛生費中9目浄化槽設置整備費で8,077万7,000円で、8款土木費は37億2,199万3,000円で計上いたしております。主なものは道路新設改良費が10億6,467万1,000円、下水道事業会計補助金が9億5,528万3,000円、都市再生整備事業費が新玉名駅前公園・駐車場整備事業ほかで7億7,968万5,000円、住宅管理費が1億6,154万6,000円などであります。委員から旧市・旧町に対して合併時の新市建設計画に基づいて19年度の予算編成をしたのかとの質疑があり、執行部より新市計画の範囲内で出しているとの答弁。また対前年度比でいくとほぼ同額に近い要求額をいただいているとの説明でありました。また住宅の家賃を随分延滞されている方に督促がいっているみたいだが、予算の中に徴収係とかそういうのは見えてこないのかとの質疑に対し、執行部より基本的に一般職員が電話督促あるいは夜間訪問ということで行なっている。それについては時間外勤務手当での措置。それから報償費の中で管理人手当と顧問弁護士への事務委託年間約10件分委託料を組んでいる。弁護士委託料と時間外勤務手当の対応という形で反映がされているとの説明でありました。ほかにも多数質疑がありましたが、議第14号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第19号平成19年度玉名市農業集落排水特別会計予算についてであります。歳入歳出の予算総額をそれぞれ13億5,266万円とするものであります。歳出の主なものは、2款使用料及び手数料で5,816万7,000円、3款県支出金は農業集落排水事業補助金及び汚水処理施設整備交付金などで5億4,065万7,000円。5款繰入金は一般会計繰入金で2億4,721万7,000円。8款市債は5億620万円を計上しております。次に歳出についてでありますが、2款事業費が建設事業費で10億4,449万9,000円。4款公債費は起債の元利償還金1億9,543万7,000円を計上しております。委員から事業完成予定に対し質疑があり、執行部から今横島町で整備中なのは大開地区だけで、平成20年度完成予定。天水については尾田川左岸地区について建設中、21年度完成予定との答弁でありました。また処理場から処理水を放流しているが、これを用水路に利用することはできないかとの質疑があり、執行部から処理水を利用するということになると成分の関係上、栄養分がありすぎるため、分析の必要がある。そのまま利用できるかどうかは調査してみなければわからないとの答弁でありました。また加入率について質疑があり、執行部より各地区大体6割から9割またそれに対し、委員よりもう少し加入率を上げる努力をするべきじゃないか、100%は無理でもせめて80%を目指してやるべきであり、でなければ将来的に財政に影響を与えはしないかとの指摘があっております。また委員より補助金について、19年、20年、21年は事業が継続するということで補助金もかなり期待できるが、あと3年もすると市債も大分増えると思う。歳入を考えた場合、使用料の収入もそう多くはならない。今回3つの補助金で5億4,000万円が計上されているが、平成21年に事業を完成した後の補助金というのはどのくらい見込めるのかとの質疑があり、執行部より維持管理費の補助金は今のところ一切ない、だが交付金の対象になっているとの説明でした。議第19号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第20号平成19年度玉名市簡易水道事業特別会計予算についてであります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,700万円とするものであります。歳入の主なものといたしまして、2款使用料及び手数料で2,090万4,000円。6款繰入金で2,169万8,000円。9款市債で3,140万円を計上しております。次に歳出予算についてでありますが、3款事業費で東地区小天水源地施設整備として4,840万円。4款公債費として353万5,000円を計上しております。委員から本管が相当古いが敷設替えについてどのような計画かとの質疑があり、執行部より一応財政計画を課内使用としては作成しているが、施工年度や財源計画等もあるので今後財政課と協議をしながら取り組んでいかなければならないとの説明があっております。議第20号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第21号平成19年度玉名市宅地開発事業特別会計予算についてであります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,000万円とするものであります。歳入は1款財産収入が1,000万円。歳出は1款宅地開発費が繰出金などで1,000万円を計上するものであります。委員から特に質疑もなく、議第21号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議第22号平成19年度玉名市浄化槽整備事業特別会計予算についてであります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,028万円とするものであります。歳入の主なものは、2款使用料及び手数料で230万円。9款市債は1,260万円を計上しております。次に歳出についてでありますが、2款事業費が浄化槽整備費で1,553万8,000円を計上しております。委員から特に質疑もなく、議第22号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第23号平成19年度玉名市水道事業会計予算についてであります。事業対象区域は旧玉名市、岱明町の区域であります。第2条の業務の予定量といたしまして給水戸数は1万9,595戸、年間総給水量は465万600立方メートル、1日平均給水量は1万2,741立方メートルと定めるところであります。第3条の収益的収入及び支出の予定額は収入におきましては、水道事業収益7億6,786万6,000円で、支出におきましては水道事業費用7億1,688万8,000円であります。第4条資本的収入及び支出の予定額、収入におきましては資本的収入1億2,795万3,000円で、支出におきましては資本的支出3億8,348万6,000円であります。委員からまず19年度予算に対し、八嘉地区が全然計上されていないが、その後の計画はとの質疑があり、執行部より平成18年度に環境整備課においてボーリング調査を実施。水質、水量とも問題ないとの調査結果が出ており、それと平行して八嘉地区の区長さん方がお出でになって、八嘉地区の整備を進めてほしいとの要望があっている。ボーリング調査の結果を待って、水量を確保できることがわかったので、水道課内で概算事業費用等を計算して、八嘉地区の現状を考慮し、簡易水道事業でやるのか、水道事業でやるのか、両方の積算等を練り、庁内で検討を進めている。また料金体系や事業を示す値がまだ決定しておらず、地元説明会ができていない状況であるため、19年度予算に八嘉地区を示す予算は計上していないとの説明であった。また委員から今一番のネックは使用料。簡易水道でやれば天水並みの料金だが、地元の人にすればそれではだめ。普通の水道事業でやれば金額が高くなる。何かしらの料金の値上げをしなければ採算がとれない。一般財源からの投入はないのかとの質疑があり、執行部より料金の設定について財政課と協議がまだ結論までいっていない。八嘉地区全域の整備には、施設の整備、事業認可の変更など八嘉地区全域が整備できるまでには4、5年かかるだろうとの答弁でした。また委員から、岱明地区とか天水地区とかの料金が違う。企業会計として赤字が出ないように値段の違いがある。八嘉はどうするつもりか。接続するという約束を前段に並べてやっていると思うが、八嘉が今つなぐかつながないかわからないのかとの質疑があり、執行部から料金等をはっきり決めてから地元説明会をやって、その上でその地域の人たちがその料金で「加入する・しない」の意思表示を確認し、どこの地区を整備するということを決めてから認可の変更等に取りかからないと、加入されないところを整備するわけにはいかないとの答弁でした。また委員から1,700万円もつぎ込んでいざ使わなかったらどうするかとの質疑があり、執行部から環境整備課の中で試掘ボーリングをやっているわけだが、水質、水量が確保できれば水道はやるという前提で検討しているとの答弁でした。また水道課としてはクリーンセンターの補償の意味合いではなく、その地区が水道未普及地域のため水道の整備を計画しているとの説明があっております。また企業局サイドとして一般会計から繰り入れがなければ計画ができないという協議を財政課とも行なっている。企業局としては試掘を実施し、地元の方も相当の熱意を持っている状況であり、事業が終わるまで当分は簡易水道で取り組み、事業終了後に企業会計の中に入れるのが最良の方法かなと考えているとの答弁でありました。最後に、仮に統一するのが何年先ではないが、早期の解決ということで委員会要望とされております。議第23号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第24号平成19年度玉名市下水道事業会計予算についてであります。まず第2条の業務の予定量につきましては、排水件数1万890件、年間総排水量321万4,526立方メートルを予定し、主な建設改良事業としましては、管きょ・ポンプ場および下水処理場整備事業で7億6,110万8,000円を予定しております。第3条の収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入といたしまして下水道事業収益14億4,170万2,000円で、支出といたしましては下水道事業費用11億5,803万円であります。第4条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、資本的収入といたしまして7億8,752万4,000円で支出といたしましては、14億3,478万2,000円であります。第9条他会計からの補助金についてでありますが、一般会計補助金として9億5,528万3,000円とするものであります。第10条利益剰余金の処分は、資本的収支の不足する額の補てん財源として3,075万円を処分するものであります。委員から長洲町に対する負担金、積算の基礎について質疑があり、執行部よりまず建設にかかる建設負担、日々の維持管理費における処理費、合わせて約8,853万円。建設にかかる負担金はそのうち4,337万8,000円。維持管理費については4,515万2,000円になっているとの答弁でありました。また長洲に流れていく量の基準・計算はとの質疑があり、執行部より中継ポンプ場の方に流量計を設置しており、毎日計量している。長洲の浄化センターの方にも流量計を設置しており、それとあわせて計っているとの説明があっております。議第24号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第26号玉名市公共下水道区域外流入分担金の徴収に関する条例の制定についてであります。これは地方自治法第228条の規定に基づき、玉名市公共下水道認可区域外からの汚水排除を行なう者から公共下水道事業に必要な費用に充てる分担金を徴収するため、条例を制定するものであります。内容としまして、玉名市公共下水道認可区域内における受益者からの負担金徴収等について定めた、玉名市公共下水道事業受益者負担金に関する条例と整合性を図るため、同様の内容となっております。委員からほかの料金体系はまだ均一化できていないのに、こういう徴収ばかりするのはいかがかとの質疑があり、執行部から今の条例はあくまで旧岱明町の区域に関する条例で、旧玉名市に波及することはないとの答弁でした。議第26号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第36号玉名市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは市営住宅の家賃の納期限の見直しに伴い条例の整備を図るものであります。内容としまして、家賃の納付期限を12月分については12月25日までとし、あわせて条文の文言を整備するものであります。委員から特に質疑もなく、議第36号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第37号玉名市営単独住宅条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは馬の水団地の家賃見直し及び中土団地の廃止に伴い、条例の整備を図るものであります。内容としましては、中土団地に関する文言を削り、馬の水団地の家賃を「3,000円」から「3,500円」に改めるものであります。委員から特に質疑もなく、議第37号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第39号玉名市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。これは地方自治法一部改正に伴い、条例の整備を図るものであります。内容としまして、条文中「収入役の事務を兼掌しておりました助役」の文言を「会計管理者」に改めるものであります。委員から特に質疑もなく、議第39号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第40号玉名市下水道事業審議会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは機構改革に伴い条例の整備を図るものであります。内容としまして、「下水道課」を「公共下水道課」に改めるものであります。委員から特に質疑もなく、議第40号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第41号玉名市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは条例の整備を図るものであります。内容としまして、本会議に提案しております「議第26号玉名市公共下水道区域外の流入分担金徴収に関する条例」と整合性を図るため条文中文言の整備を図ったものであります。委員から何か唐突に出たような気がするが、これに関する問題点があったのかとの質疑があり、執行部より議第26号の区域外流入分担金条例の新規制定にあわせて条例を制定する中で、この受益者負担金条例についても整合性をとった方がいいということで行なっている。また、これについてはよその県で裁判とかそういう問題が起きているので、法整備を行なったという説明であります。議第41号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第46号市道路線認定についてであります。これは道路法第8条第2項の規定によりまして、議会の承認を得るものであります。今回認定する路線は「立願寺松尾2号線」及び「山田上1号線」の2路線の認定であります。委員から幅員が2メートルで市道なのかとの質疑があり、執行部より地権者の同意書を含め、現況が2メートルということで地元の区長さんを含め、道路改良等の要望等が出たということに対して、これをまず市道として認定し、今後道路改良を4メートル以上の幅員で改良するということの説明がなされました。加えて、改良として市道認定するのかとの質疑があり、執行部からまず市道認定をして、その後改良を行なうという説明でありました。議第46号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  次に、議第47号財産取得についてであります。これは玉名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定より、議会の議決を求めるものであります。内容としまして新幹線新玉名駅(仮称)周辺の整備事業用地として5年間にわたり玉名市土地開発公社から玉名市が買い取るもので、今回は2年目であります。購入土地の所在地は玉名市両迫間字龍王田281番1外47筆、面積1万1,161.68平方メートル、取得予定価格2億2,475万5,435円であります。委員から特に質問もなく、議第47号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  ちょっと1点漏れていましたので、すみません。  次に、議第38号玉名市営住宅専用水道施設条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは専用水道施設の使用料の見直しに伴い、条例の整備を図るものであります。内容としまして、横島町の桜谷団地の水道使用料を徴収するため、条例を整備するものであります。委員から特に質疑もなく、議第38号につきましては、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。  以上が議案の審査の結果の報告であります。また執行部より別途報告として、天水の尾田川左岸地区の農業集落排水事業の汚水管の敷設について、工事を進めているところでありますが、地質がヘドロ、点石があり、また苺農家があり、計画的に交通止めができない状況が発生し、18年度中に完成できない状況が濃厚。それから国及び県の許可を得て繰越明許で対応すべきと考え、相談をしたけれども許可を得ることができなかったので、工事延長の減、それに伴います工事請負費の減額を行なって年度内の工事の完成をしていきたいと説明がありました。それに対し、委員からこのような出来形で工事を清算するというような事例はあまりにも聞いたことがない。なぜこの農業集落排水事業だけ繰り越しができないのかとの質疑があり、執行部よりもう少し判断を早くしておけばよかった。これを未竣工にしてしまうこともできないため、最良の判断を考えた場合、これがもし国、県の補助事業であれば無理だったが、交付金事業であったため、こういう形で終了することができたとの説明でした。さらに委員より事業の継続はできるのかとの質疑に対し、執行部より延長を短くし、工事請負費を減額。新しく19年度で施工するとの答弁でありました。以上が報告の内容であります。また市道認定につきましては、現地視察をしておりますので、あわせて報告をさせていただきます。  以上をもちまして、建設委員会に付託されました案件の報告を終わります。 ○議長(松田憲明君) 引き続き、文教厚生委員長 作本幸男君。   [文教厚生委員長 作本幸男君 登壇] ◎文教厚生委員長(作本幸男君) おはようございます。文教厚生委員会に付託されました案件は、議案12件と継続審査中であります陳情4件であります。審査の経過と結果について御報告いたします。  まず初めに、議第3号平成18年度玉名市一般会計補正予算中付託分についてであります。歳出の部、2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費は460万4,000円の補正で、3款民生費は老人福祉費で老人保健事業特別会計への繰出金として1億5,725万3,000円の追加、児童福祉費で保育所費9,620万4,000円の減であります。10款教育費は、天水中学校建設にかかる事業の決定により5,041万4,000円の減であります。11款災害復旧費は事業決定により1,131万7,000円の減で、第2表繰越明許費は文教施設災害復旧費で479万円であります。委員から3款民生費1項社会福祉費中負担金補助について質疑があり、執行部よりボランティアの会補助金減額については繰越金が多額にあるため会の方がみずから辞退されたためであり、小規模通所授産施設負担金の減額については「るぴびなす」の件であり、所在地の市町である玉東町が負担することになっていたのだが、通所している玉名市8名分の負担金を計上していた。その後、負担金の見直し等があり、話し合いでルールを決めた結果、平成18年度分は玉東町が全額負担することで決定したためである旨の答弁があっております。また委員から補助金の減額について当初から適正な補助金の支出がされているのかという質疑があり、執行部より補助金は各団体が申請されて初めて発生するものであり、補助金交付要綱が財務規則で規定されている。その中で決算書類、事業報告、事業計画、当初予算、会員の構成等を申請書類として添付していただき、必要な審査をしてこうしている旨の答弁があっております。ほかに委員から教育委員会における経常経費の各学校への予算配分について質疑があり、執行部より各学校への予算配分については、児童・生徒数、クラス数の按分で配分しており、活動費用等の実績では配分しておらず、各学校実績の差はないものと考える旨の答弁があっております。議第3号については老人クラブ補助金の減額や自立支援法によるものは反対との意見があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第4号平成18年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億598万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を84億1,229万8,000円とするものであります。主なものは、保険給付費6,490万円の減で歳入歳出ともその関連する経費であります。委員から6款保健事業費中委託料の減額について質疑があり、執行部よりあんま、はり、きゅう、人間ドックの委託料であり、当初予算では1万7,000件を予定していたが、実績は9,300件ほどであったこと、人間ドックについては当初予算では380件ほどを予定していたが、実際に申請があったのは32件であった旨の答弁があっております。議第4号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第5号平成18年度玉名市老人保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,702万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を90億1,719万7,000円とするものであります。歳入の主なものは、2款国庫支出金の医療給付負担金が1億2,056万7,000円の減と、4款繰入金が1億5,725万3,000円の追加であります。歳出の主なものは、2款医療諸費で4,639万円の減であります。委員から歳入について、繰入金の流れについて質疑があり、執行部より申請段階において通知、決定、実際にお金が入るという過程において、事務手続き上、国・県の支払いが遅れる状況がある。よって、その分を一般会計で調整し、支払っておいて決算段階で次年度に差額分が返ってくる旨の答弁があっております。議第5号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第6号平成18年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,560万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を54億8,186万3,000円とするものであります。歳入の主なものは3款国庫支出金の調整交付金が2,905万8,000円の追加。8款繰越金が4,386万4,000円の追加であります。第2表繰越明許費は介護保険制度改正に伴うシステム改修業務で262万5,000円の繰越額であります。委員から地域支援事業の委託料である居宅高齢者への弁当宅配について今後どのようになっていくのかという質疑があり、執行部より弁当の宅配については、ただ弁当を宅配するではなく、高齢者の安否確認という目的があり、利用料金が年々上がっていくのは合併協議の分科会の中で決定しており、負担を少なくしなければという思いはあるが、あくまでも食について自立していくという意識を持たせる、または努力していただくという思いもあるので、御理解をいただきたい旨の答弁があっております。議第6号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第14号平成19年度玉名市一般会計予算についてであります。歳出についてでありますが、2款総務費3項戸籍住民基本台帳費は2億436万2,000円で、3款民生費は76億2,022万8,000円であります。主なものは国民健康保険事業会計繰出金が保険基盤安定分を含めて6億3,891万8,000円、重度心身障害者医療給付費が1億3,700万円、介護給付・訓練等給付事業が6億3,000万円、老人保健事業会計繰出金が7億1,257万3,000円、介護保険事業会計繰出金が8億1,470万4,000円、乳幼児医療費が1億3,500万円、児童扶養手当を含む児童手当費が7億9,603万7,000円、公立・私立の保育所費が15億5,291万9,000円、それから生活保護の各扶助に要する経費が8億6,020万円などが主なものであります。4款衛生費は21億6,783万5,000円であります。主なものは各種予防に要する経費が9,303万6,000円、老人保健対策費が2億165万3,000円、公立玉名中央病院事業負担金が3億9,867万8,000円、塵芥処理に要する経費が8億4,125万2,000円、それからし尿処理に要する経費が5,821万4,000円などであります。10款教育費は20億3,937万6,000円であります。主なものは小学校建設費で豊水小耐力度調査と実施設計、それに玉名町小耐力度調査の経費として1,466万円、中学校建設費で岱明中学校屋内運動場改築が3億6,266万4,000円、図書館の管理・運営に要する経費が7,536万4,000円などであります。委員から3款民生費中、次世代育成支援行動計画運営協議会委員の構成について質疑があり、執行部より九州看護福祉大学の先生、医師会長、歯科医師会、公立・私立の園長、幼稚園の代表、議会からを予定している旨の答弁があっております。また玉名市し尿処理場について質疑あり、執行部よりし尿処理場の周辺・状況を考えると当然改修の必要性を認めるところではあるが、改修には相当の財政負担が見込まれるため、市の財政状況を考慮しなければならない。平成19年度は、調査、検討するため、生活排水計画・汚泥の再生計画に取り組み、目標を決めて3、4年かかるものとの答弁があっております。次に、委員から県民体育祭について質疑あり、執行部より県民体育祭は県下各地域で持ち回り開催をしており、旧玉名市では平成6年に開催をし、本来であれば玉名市単独での開催となるが、合併の関係で玉名郡が4町に減っており、この4町での開催が3年後に回ってくるため、4町から町だけでの開催は困難であるとの理由から来年は合同で開催させてほしいとの申し出があり、協議の結果、玉名地域で県民体育祭を開催することになった。本年度は来年度に向けた準備室を設置し、準備委員会を立ち上げることになり、玉名市の持ち出し分として354万4,000円、総費用的には平成19年度は600万円の経費を見積もっている。4月に準備委員会、9月に各町から1名ずつの出向を加えて実行委員会を立ち上げ、来年に向けていきたい旨の答弁があっております。また、委員から放課後子どもプランの方向性について質疑があり、執行部より放課後子どもプランは国の事業であり、県の要綱がまだ完全ではないのだが、6月補正で予算をお願いし、夏休みが終わる9月から試行的に実施できればと思っている。運営委員会の設置も必要と考えており、人選も含めて検討を行なっている旨の答弁があっております。議第14号については、保育料の問題、同和団体補助金について意見があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第15号平成19年度玉名市国民健康保険事業特別会計予算についてであります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ88億8,960万円とするものであります。歳入の主なものは1款国民健康保険税が23億6,243万1,000円。3款国庫支出金は療養給付費等負担金及び財政調整交付金などで27億907万3,000円。4款療養給付費等交付金が14億8,486万3,000円。5款共同事業交付金が11億4,193万6,000円。8款繰入金は7億7,891万8,000円などであります。歳出の主なものは、2款保険給付費は57億2,727万円。3款老人保健拠出金は医療費拠出金及び事務費拠出金で14億9,100円。5款共同事業拠出金は保険財政共同安定化事業の新設により11億4,195万8,000円であります。委員から保険財政共同安定化事業拠出金について質疑があり、執行部より各市町村間において30万円以上の医療費が多い自治体は歳出が多くなり、医療費が高いところは税に負担がかかってくる。それを県下で抑えるため、医療費が高いところはこの事業で補充するのだが、歳入が少ない自治体には不公平が生じるため国の支援分がある旨の答弁があっております。議第15号については、税率改正により個人割合の負担がふえるのには反対との意見があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第16号平成19年度玉名市老人保健事業特別会計であります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ87億6,055万円とし、歳入の主なものは1款支払基金交付金が医療費交付金などで45億3,315万1,000円。2款国庫支出金が医療費負担金などで27億9,631万8,000円。3款県支出金が医療費負担金で6億9,814万4,000円。4款繰入金は一般会計からの繰入金で7億1,257万3,000円であります。歳出の主なものは、1款総務費が1,799万円。2款医療諸費が87億4,255万8,000円。内訳としては医療給付費及び医療支給費が87億1,092万円、審査支払手数料が3,163万8,000円であります。委員から特に質疑はなく、議第16号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第17号平成19年度玉名市介護保険事業特別会計予算であります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ55億3,959万円とし、歳入の主なものは1款保険料の第1号被保険者保険料が9億8,356万9,000円。3款国庫支出金は介護給付費負担金及び調整交付金などで13億1,187万5,000円。4款支払基金交付金は介護給付費交付金などで16億3,288万4,000円。5款県支出金は介護給付費負担金などで7億9,594万8,000円。7款繰入金は8億1,470万5,000円で内訳としては一般会計繰入金が介護給付費繰入金並びに地域支援事業繰入金及び職員給与等繰入金で8億1,470万5,000円であります。歳出の主なものは、2款保険給付費は52億3,907万7,000円であります。委員から4款地域支援事業費中、扶助費の家族介護慰労事業について質疑あり、執行部より年間10万円の20件を計上しており、この慰労費を受けられる方は要介護4、5を認定された方で住民税非課税の方が対象、平成18年度は21件申請があったが、住民税課税世帯もあり10件に支出している。任意事業であるが居宅世帯等説明は行なっている旨の答弁があっております。議第17号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第35号玉名市乳幼児医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の整備を図るもので、主な内容としては第3条に規定されていた結核予防法が廃止され、結核患者の医療に関する規定が感染症の予防及び感染者の患者に対する医療に関する法律に移行されたものであります。委員から特に質疑はなく、議第35号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第43号玉名市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは玉名市横島町公民館の新築移転及び公民館の使用料の見直しに伴い条例の整備を図るもので、主な内容としては玉名市横島町公民館の新築に伴い、使用料を規定するに当たり、あわせて中央公民館、岱明町公民館及び天水町公民館の使用料等の整合性を図ったものであります。委員から使用料の改定について質疑あり、執行部より今までの利用者の状況を踏まえ、全館、午前・午後・夜の部に区分を分けている。旧玉名市の場合は午前9時から午後10時までの設定はあったが、旧横島町、岱明町については午前9時から午後5時まで、旧天水町においては1時間当たりの設定がなされていた。それぞれの公民館の担当者で検討した結果、旧玉名市の時間設定は利用者が少ないため取りやめ、今回提案している時間の区分設定に変えた旨の答弁があっております。議第43号については、使用時間の区分が変わることには反対との意見があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第44号玉名市図書館条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは機構改革に伴い条例の整備を図るもので、主な内容としては玉名市民図書館を本館に、岱明図書館及び横島図書館を分館とする機構改革を行ない、あわせて条文中の文言の整備を図るものであります。委員から図書館統一の方向性について質疑あり、執行部より今回図書館を本館・分館に改める条例を提案しているが、その内容、機能、目的は今までと変わりない旨の答弁があっております。議第44号については、慎重にすべき事項であり、早急すぎるとの意見があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第45号玉名市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは玉名市文化財保護事業を円滑に行なうため、条例の整備を図るもので主な内容としては、現在、本市には国指定文化財8件、県指定文化財14件、旧1市3町指定文化財106件が指定されており、これらに対する補助制度が条例と整合性がないため条例の整備を図るものであります。議第45号については、特に質疑はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に継続審査となっておりました陳情4件についてであります。平成18年陳第1号乳幼児医療費を就学前まで入院・通院とも窓口無料化を求める陳情についてであります。執行部より平成19年度から上天草市がレセプトによって完全無料化を図ることになっており、医療機関からの郵送料だけの負担であったのが、1件当たり幾らというレセプトの審査になってくるため、今かかっている費用の3倍から4倍くらいかかるのではないかとの説明があり、委員から完全無料化については今後も検討する必要があるとの意見があり、平成18年陳第1号につきましては、採決の結果、賛成多数で継続審査とすべきものと決しました。  平成18年陳第2号管理栄養士活動の推進に関する陳情についてであります。委員からまだ検討の余地があるとの意見があり、平成18年陳第2号につきましては採決の結果、賛成多数で継続審査にすべきものと決しました。  平成18年陳第7号玉名市立小学校・中学校の学校図書館に指導員を配置することに関する陳情であります。執行部より学校用務員制度を廃止するのに伴い用務員の再雇用も含めて現在雇用している図書館指導員等を学校図書室補助員として配置するという説明があったが、図書館という専門的な分野を考慮すると司書資格を持つ人を配置するのが望ましいのでは。今後は公募による図書職員の配置をお願いしたいと当委員会委員総意の意見として、執行部に対し要望しております。平成18年陳第7号につきましては、願意妥当と認め全会一致で採択すべきものと決しました。  平成18年陳第16号健やかな子どもたちを育てる環境に関する陳情についてであります。執行部より陳情が提出された三ッ川小学校並びに他の学校の現状と今後について説明があり、平成18年度平成18年陳第16号については、願意妥当と認め全会一致で採択すべきものと決しました。  委員会閉会後は、玉名市し尿処理場へ現地視察しております。  以上で、文教厚生委員会に付託されました案件の報告を終わります。 ○議長(松田憲明君) 御苦労さまでした。以上で各委員長の報告を終わりました。  ここで昼食のため、午後1時10分まで休憩いたします。                             午後 0時10分 休憩                             ───────────                             午後 1時12分 開議 ○議長(松田憲明君) 休憩前に引続き、会議を開きます。        ************************* △日程第2 質疑・討論・採決 ○議長(松田憲明君) ただいままでの各委員長の報告について質疑ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 質疑なしと認めます。  次に討論に入ります。討論の通告があっておりますので、発言を許します。  6番 前田正治君。   [6番 前田正治君 登壇] ◆6番(前田正治君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の前田正治です。私は今議会に提案してあります議案の中で、議第3号平成18年度玉名市一般会計補正予算、議第14号平成19年度一般会計予算、議第15号平成19年度国民健康保険事業特別会計予算、議第24号平成19年度下水道事業会計予算、議第27号、29号、43号、44号の機構改革に伴う条例の制定について、議第33号国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、議第36号住宅条例の一部を改正する条例について、議第37号単独住宅条例の一部を改正する条例について、以上11議案について反対をいたします。現在我が国の景気は格差景気と言われるように一部の大企業が史上空前の利益を上げる一方で、国民の暮らしは正規雇用から派遣、臨時などの非正規雇用の拡大、ワーキングプアーと称されるように働けど、働けど生活苦から脱出できないなど、貧困と格差が広がております。そういう中で市民の中にはよりよい政治を求める声が以前にも増して大きなものがあります。島津市政は合併して2年目の新年度予算案が提案されました。一般会計や特別会計の中で合併後の課題であるいわゆる統一ということで、補助金の見直しや各種サービスの見直し、そして国保税の税率改正などが予算化されております。一般質問や委員会議論の中で合併協議会の合意に沿って見直し、改正などが進められている旨の議論が展開されました。しかしながらそこには合併協議の大前提である負担は軽く、サービスは高くということが忘れ去られてしまったのではないかという気がしてなりません。ここ数年間は老年者控除の廃止及び年金控除の縮小などで、老人の税金負担は増えております。さらに定率減税の半減そして廃止によって負担はますます増えるばかりであります。そういう中で、国民健康保険税の増税は到底市民に受け入れられるものではありません。したがいまして私は市民の負担増やサービス削減につながるような提案には反対をします。また継続審査となっている陳第1号乳幼児医療費を就学前まで入院通院とも窓口無料化を求める陳情、陳第2号管理栄養士活動の推進に関する陳情につきましては、だたちに採択されることを求めて、討論とします。  以上です。 ○議長(松田憲明君) 20番 林野彰君。   [20番 林野 彰君 登壇] ◆20番(林野彰君) 20番、林野でございます。私は議第14号平成19年度玉名市一般会計予算について原案に賛成するべきから賛成討論を行なうものでございます。議第14号平成19年度予算は新生玉名として、2年目の通年予算であり総額256億6,600万円となっております。歳出の概要は平成24年度新庁舎竣工想定の基本設計業務委託に4,000万円、社会基盤整備として4年後の新幹線の開業に備えた都市再生整備事業として新玉名駅前公園駐車場に7億7,900万円、道路新設改良として10億6,400万円。農政面では農地の高度利用と集団化を促進した生産性の高い農業の確立、土地基盤整備、用排水路と農道等の一体整備の取り組み。福祉面では29人乗り福祉バスを玉名福祉センターより天水町、横島町、岱明町の各温泉施設への運行、市民のやすらぎの場の取り組み。また教育面では岱明中学校屋内運動場改築に3億6,200万円、予算の編成にあたっては玉名市総合計画などに基づき財政の健全化を維持するため、事務事業の一層の効率化、簡素化を図られ、九州新幹線の関連事業を着実に進め、福祉や教育の充実、中心市街地活性化対策や魅力ある地区づくりに配慮した予算であると考えております。よって、平成19年度玉名市一般会計予算について賛成をし、私の賛成討論を終わります。 ○議長(松田憲明君) 24番 田島八起君。   [24番 田島八起君 登壇] ◆24番(田島八起君) 社民党の田島八起です。私は今議会の総務委員会で否決となった平成18年請願第3号JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書についての請願が否決となりました。趣旨に賛同し、紹介議員になった立場も含めて原案に賛成の意見を申し上げます。意見を申し上げる前に2回の議会にかけて慎重に審議いただいたことに対しましては感謝を申し上げます。皆さんも御承知のように今からちょうど20年前国鉄は25兆円を越す累積赤字解消のためと称して、国鉄の分割民営化を打ち出しました。しかし本当のねらいは当時総評労働運動の中心として頑張っていた国鉄労働組合つぶしにあったことは明らかであります。そのことは国鉄職員の新会社移行に際して、国労組合員の不採用は著しく、特に九州と北海道を中心に徹底した差別が行なわれ、7,628人が不採用になりました。また赤字の返済につきましては、旧国鉄の膨大な用地を処分したにもかかわらず一向に改善されず、あたかも愛煙家の責任であるがごとくたばこ税を引き上げてその財源を赤字解消に充てたのは皆さんもまだ記憶に新しいところではないでしょうか。このような組合差別を問題とし、国労は全国的に各地の地方労働委員会に採用差別は組合所属による不当労働行為として申し立てを行ない、各地で不当労働行為の裁定が下りますが、国鉄の債務と事業を引継いだ国鉄清算事業団、この組織はその後独立行政法人鉄道建設運輸施設整備機構と名前が変わりますが、国鉄清算事業団はこれを不服として裁判に持ち込み、東京地裁では不当労働行為が認められ、国労の勝訴となりますが、最高裁では国労の主張が認められませんが、最高裁判官は補足として組合差別の責任は国鉄、次いで国鉄清算事業団に負わせるべきとの意見を発しています。このような中でILO、これは国際労働機関でありますが、ILOも2004年6月日本政府に対して申し立て事件の深刻さと多くの労働者が被った深刻な社会的、経済的影響を考慮し、政治的、人道的見地の精神に立った話し合いをすべての関係当事者との間で推進するよう進めると結社の自由委員会報告を採択しました。国鉄分割民営によりJRに不採用になった当時30歳半ばの青年労働者も現在では平均年齢53歳となっています。この20年の国労組合員の苦労を考えるとき、同じ働くものとして見過ごすことはできません。まして今回の請願は、組合の主張を認めてほしいという請願ではなく、最高裁や労働問題の国際的機関であるILOの勧告もあり、政府が主体性を発揮して一刻も早い解決に向けて努力してほしいという請願であります。また当時本市に在住した国労組合員は4名おられ、近隣地区では玉東町に1名、旧菊水町に1名がおられました。なお、本市においては地区別に見ると旧玉名市1名、旧横島町3名であります。決して本市においても無関係な問題ではありませんし、労働問題というだけでなく、人権に絡む問題でもあります。したがいまして以上の理由により、私は原案に賛成をするところであります。  以上です。 ○議長(松田憲明君) ほかに討論ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議第 3号 平成18年度玉名市一般会計補正予算(第4号)  議第14号 平成19年度玉名市一般会計予算  議第15号 平成19年度玉名市国民健康保険事業特別会計予算  議第24号 平成19年度玉名市下水道事業会計予算  以上の予算議案4件については、異議ありますので、後に譲り採決いたします。  議第 4号 平成18年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第 5号 平成18年度玉名市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)  議第 6号 平成18年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第 7号 平成18年度玉名市大衆浴場事業特別会計補正予算(第2号)  議第 8号 平成18年度玉名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  議第 9号 平成18年度玉名市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
     議第10号 平成18年度玉名市住宅開発事業特別会計補正予算(第1号)  議第11号 平成18年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)  議第12号 平成18年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)  議第13号 平成18年度玉名市下水道事業会計補正予算(第3号)  議第16号 平成19年度玉名市老人保健事業特別会計予算  議第17号 平成19年度玉名市介護保険事業特別会計予算  議第18号 平成19年度玉名市大衆浴場事業特別会計予算  議第19号 平成19年度玉名市農業集落排水事業特別会計予算  議第20号 平成19年度玉名市簡易水道事業特別会計予算  議第21号 平成19年度玉名市宅地開発事業特別会計予算  議第22号 平成19年度玉名市浄化槽整備事業特別会計予算  議第23号 平成19年度玉名市水道事業会計予算  以上、予算議案18件については、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 御異議なしと認めます。よって、原案のとおり決定いたしました。  議第3号平成18年度玉名市一般会計補正予算(第4号)については異議ありますので、起立によって採決いたします。  議第3号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第3号については、原案のとおり可決いたしました。  議第14号平成19年度玉名市一般会計予算については異議ありますので、起立によって採決いたします。  議第14号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第14号については、原案のとおり可決いたしました。  議第15号平成19年度玉名市国民健康保険事業特別会計予算については異議ありますので、起立によって採決をいたします。  議第15号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第15号については、原案のとおり可決いたしました。  議第24号平成19年度玉名市下水道事業会計予算については異議ありますので、起立によって採決いたします。  議第24号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第24号については、原案のとおり可決いたしました。  議第27号 玉名市事務分掌条例及び玉名市総合計画策定審議会条例の一部を改正する条例の制定について  議第29号 玉名市地域自治区の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第33号 玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  議第36号 玉名市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について  議第37号 玉名市営単独住宅条例の一部を改正する条例の制定について  議第43号 玉名市公民館条例の一部を改正する条例の制定について  議第44号 玉名市図書館条例の一部を改正する条例の制定について  以上の条例議案7件については、異議ありますので、後に譲り採決いたします。  議第25号 玉名市副市長の定数を定める条例の制定について  議第26号 玉名市公共下水道区域外流入分担金の徴収に関する条例の制定について  議第28号 玉名市行政手続条例の一部を改正する条例の制定について  議第30号 玉名市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について  議第31号 玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第32号 玉名市特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について  議第34号 玉名市手数料条例の一部を改正する条例の制定について  議第35号 玉名市乳幼児医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第38号 玉名市営住宅専用水道施設条例の一部を改正する条例の制定について  議第39号 玉名市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第40号 玉名市下水道事業審議会条例の一部を改正する条例の制定について  議第41号 玉名市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第42号 玉名市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第45号 玉名市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案14件については、各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 御異議なしと認めます。よって、原案のとおり決定いたしました。  議第27号玉名市事務分掌条例及び玉名市総合計画策定審議会条例の一部を改正する条例の制定については、異議がありますので、起立によって採決いたします。  議第27号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第27号については、原案のとおり可決いたしました。  議第29号玉名市地域自治区の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、異議がありますので、起立によって採決いたします。  議第29号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第29号については、原案のとおり可決いたしました。  議第33号玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、異議がありますので、起立によって採決いたします。  議第33号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第33号については、原案のとおり可決いたしました。  議第36号玉名市営住宅条例の一部を改正する条例の制定については、異議がありますので、起立によって採決いたします。  議第36号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第36号については、原案のとおり可決いたしました。  議第37号玉名市営単独住宅条例の一部を改正する条例の制定については、異議がありますので、起立によって採決いたします。  議第37号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第37号については、原案のとおり可決いたしました。  議第43号玉名市公民館条例の一部を改正する条例の制定については、異議がありますので、起立によって採決いたします。  議第43号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第43号については、原案のとおり可決いたしました。  議第44号玉名市図書館条例の一部を改正する条例の制定については、異議がありますので、起立によって採決いたします。  議第44号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、議第44号については、原案のとおり可決いたしました。  議第46号 市道路線の認定について  議第47号 財産の取得について  の議案2件については、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、原案のとおり決定いたしました。  次に請願について、請第1号日豪EPA(外務省経済連携協定)交渉に関する意見書の提出に関する請願については、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に継続審査となっております請願について、平成18年請第3号JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書の提出に関する請願についての委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。平成18年請第3号については、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立少数であります。よって、平成18年請第3号については、不採択と決定いたしました。  次に継続審査となっております陳情について。  平成18年陳第1号 乳幼児医療費を就学前まで入院・通院とも窓口無料化を求める陳情について 平成18年陳第2号 管理栄養士活動の推進に関する陳情について 以上、陳情2件については、後に譲り採決いたします。  平成18年陳第7号 玉名市立小学校・中学校の学校図書館に指導員を配置することに関する陳情について
    平成18年陳第16号 健やかな子どもたちを育てる環境に関する陳情について  は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  平成18年陳第1号乳幼児医療費を就学前まで入院・通院とも窓口無料化を求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。委員長の報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、18年陳第1号については、継続審査とすることに決定いたしました。  平成18年陳第2号管理栄養士活動の推進に関する陳情についての委員長の報告は継続審査であります。委員長の報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(松田憲明君) 起立多数であります。よって、平成18年陳第2号については、継続審査とすることに決定いたしました。        ************************* △日程第3 新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員長報告 ○議長(松田憲明君) 次に、新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員会に付託してあります調査事項を議題といたします。  審議の方法は、委員長の報告のあと、質疑、討論ののち採決いたします。  委員長の報告を求めます。  新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員長 堀本泉君。   [新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員長 堀本 泉君 登壇] ◎新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員長(堀本泉君) 御指名をいただきましたので報告いたしますが、お聞きのとおり脳梗塞の後遺症でちょっとのどをやられております。よろしくお願いします。新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員会における審議の経過及び結果を御報告いたします。  休会中に2回の委員会を開催しておりますので、少々長くなりますけれども、それぞれについて申し上げたいと思います。昨年12月22日に委員会を開催し、まず新幹線新玉名駅、あくまでも仮称でございます。出入り口部分のデザイン権等を協議いたしました。初めに執行部からデザイン決定までの流れについて説明がありました。鉄道運輸機構では九州新幹線の他の駅舎デザインも平行して鋭意検討しているとのことであり、当初の予定では新玉名駅(仮称)デザインについては、平成18年度中に市及び市民、県民に提示したいとのことであります。しかし、平成19年は統一地方選挙があるため各県と協議を行なった結果、デザイン公表は6月頃になるという見通しの説明でありました。さて、昨年11月の委員会の折、出入口部分のインパクトが弱い、建物と玄関とがマッチしていない、何か寂しいイメージがあり、もっとアピールすべきではないかとの委員からの意見や全体的なインパクトがなく、玉名がイメージできないとの意見を集約し、鉄道運輸機構に再検討をお願いしたところであります。これらを受け、今般修正された案につきましては、前回の駅舎デザイン素案を基本に大きく二通りの案が提言されました。当初のデザインは直線的な全体との整合性を重視し、垂直の直線を強調し、和風を感じさせる門構えとし、全面に傾斜した形状として迎え入れるイメージ付けを表現したとのことであります。今回修正されたデザインA案は直線を基調とした当初の案に石橋の材質感を取り入れたものであります。この案は玉名市の秋丸眼鏡橋の一連アーチをイメージしたものであるが、その一方駅舎全体の直線的なデザインとの違和感があるとの説明でした。またデザインB案は玉名市の高瀬眼鏡橋の二連アーチを模したものであるが、中央部に支柱を設置することにより旅客の動線が阻害され開放感が不足する。以上のような説明がイメージ図を見ながら行なわれました。委員から直線と曲線の違和感をどのようにとらえるか、丸みは玉名にある眼鏡橋の印象を発想としたものであるが、直線と曲線の違和感は逆転の発想として考えれば、アピールする要素と考えることもできるのでは。駅舎全体が森のイメージであるため眼鏡橋はこだわらなくてもよいのではないか。元の案は直線を生かしたよさがある。近年の流行は直線である。橋の下をくぐるイメージはいかがなものか。などの種々なる意見交換があった結果、最終的には直線を基調とした元の案に石橋の材質の感じを取り入れたものを希望する旨の意見集約をし、全会一致にて確認をいたしました。最後に執行部よりデザイン決定をする鉄道運輸機構では地元の意見は最大限に尊重はするが、最終的には新幹線を管理運営するJR九州との協議調整を行ない決定されるものであるとの説明もありました。そのほかにも文化財の発掘にかかる協議の進捗状況や石貫、三ッ川地区の渇水対策の恒久対策の進捗状況や全線開業後の大阪~鹿児島間の運行状況の見通し等について質疑応答もありました。また去る2月27日に委員会を開催し、新幹線工事の進捗状況を確認するため、独立行政法人鉄道建設運輸施設整備支援機構、鉄道建設本部九州新幹線建設局赤沢次長初め4人の出席をいただきました。当日審査いただきました項目及び質疑答弁につきまして、特筆すべき事項を抜粋して報告いたします。1.新幹線玉名駅(仮称)駅舎デザイン素案の公表について、平成19年2月1日に駅舎デザイン素案を市の広報紙と県・市のホームページに公表しました。2月末日までよく市民や県民から意見を聴取し、県市で取りまとめを行ない、駅舎を建設する鉄道運輸機構に意見を提示するもので、現段階で数点意見が寄せられている。その内容としてはユニバーサルデザインへの配慮をお願いしたい。形が角ばっており丸いデザインイメージではどうか。菊池川の川としてのイメージを取り入れたらどうか。などの意見が寄せられているとのことであります。②番、新玉名駅(仮称)周辺整備工事について、2月初旬に①大坊迫間線道路改良工事、②西側水路文化財調査架設工事、③水路切り替え工事、④新玉名駅駅前造成工事の発注を行なった。工期としては3月議会で繰越をお願いし、平成19年度末完成を目指すとのことであります。3.埋蔵文化財基本調査範囲の県・市協議結果について。昨年末県と市の文化課での協議がなされ、2月8日付にて文化財本調査を必要とする部分の回答は県文化課から示されました。①西側水路約270メートル部分、②ロータリー内の調整池、③新玉名停車場線の車道部分、については埋蔵文化財調査を工事着手前に実施する必要があるとの結論であります。以上3項目について執行部より説明があり、質疑応答が以下のとおりありました。まず①駅舎デザインについては森の中の駅を基調としたイメージとのことだが、具体的にこれまでの地元要望などをどのような部分に取り入れられているかの質疑に対し、執行部より建物の柱が樹木をイメージ、自然と光はガラス越しの室内の明るさ、リズムはすだれの波打つ様子、温泉は和風旅館風の室内、花は駅舎の全面にフラワーポットなどを設置、歴史は蔵をイメージした壁、音楽は動きのあるような波形などの答弁がありました。②駅周辺整備工事について、委員から工事契約にかかる業者選定等の経緯の質疑に対し、執行部より指名業者原案を担当課で作成した後、契約検査課に契約依頼をし、工事指名等審査会を経て選定に至っている旨の回答がありました。また具体的に4件の工事契約に対し、3件がAクラス、1件がCクラスであり、それぞれに8業者を指名し、原案から旧玉名市と旧町の業者を混成し作成したとの報告がありました。③埋蔵文化財の調査については、事業費の軽減や工事発注を前倒しにできるなどの県文化課との協議に成果があったと評価し、今後の事業費等全線開業までに整備を行なう駅前広場などの事業費について委員より質疑があり、執行部から当初計画では約38億円程度試算をしていたが、文化財本調査部分の面積が減るため、事業費で約25ないし26億円程度になる見通しとの説明がありました。また当初計画では全面積の文化財調査を行なう工程で検討したため、調査期間を平成21年度前半まで考えていたが、調査面積の減少に伴い、早ければ平成19年度末までには完了できるのではないかとのことであります。また合併特例債の使途については新駅の駅前広場事業では道路整備交付金やまちづくり交付金等の対象事業外に充当したり、市全体では新市建設計画にも配慮した財政財源運用を考えたい、今回駅前広場整備などの事業費が減少するため、予定していた合併特例債を他の事業に転嫁することも検討したいとのことであります。④新幹線事業の進捗状況について、鉄道運輸機構から説明がありました。まず九州新幹線工事全般の進捗状況、予算確保状況、また用地取得進捗率やトンネル掘削の進捗率、高架橋等の工事について、それぞれ状況説明がありました。また石貫や三ッ川地区の渇水については住民の皆様に御迷惑をおかけしているが、機構としても精いっぱい対応してまいるとのことでありました。次に駅舎建設に関する今後のスケジュールについて説明がありましたので、御報告をいたします。平成18年度中に基本設計を終え、平成19年度中に実施計画、できれば平成19年度末には駅舎全体の工事を発注し、平成22年度完成を予定しているということであります。  以上をもちまして新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員会の報告とさせていただきます。なお、今後の委員会の開催等についてはそれぞれ進捗状況をみながら慎重審議を期するため、引続き調査する必要がありますので、閉会中の継続審査とすることに全会一致をもって決定をしました。  長くなりましたが、以上で新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員会の報告を終わります。 ○議長(松田憲明君) 以上で新幹線鹿児島ルート建設促進特別委員長の報告は終わりました。        ************************* △日程第4 質疑・討論・採決 ○議長(松田憲明君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。お諮りいたします。ただいまの委員長の報告のとおり、継続審査の申し出がありますので、これを閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり、これを閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。        ************************* △日程第5 玉名バイパス建設促進特別委員長報告 ○議長(松田憲明君) 次に、玉名バイパス建設促進特別委員会に付託してあります調査事項を議題といたします。  審議の方法は、委員長の報告のあと、質疑、討論ののち採決いたします。委員長の報告を求めます。  玉名バイパス建設促進特別委員長 小屋野幸隆君。   [玉名バイパス建設促進特別委員長 小屋野幸隆君 登壇] ◎玉名バイパス建設促進特別委員長(小屋野幸隆君) 最後になりましたけれども、ただいまから、玉名バイパスの委員会の説明をしたいと思います。  2月22日、執行部の出席をいただき、玉名バイパス建設促進特別委員会を開催いたしましたので、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず初めに菊池川にかかる橋梁の名称についてでございますが、本委員会は前回の委員会で地元の希望である寺田河崎大橋を推薦しておったところでございます。その後の経過でございますが、玉名市としては寺田河崎大橋を国土交通省にお願いをし、最終的な名称については国交省において決定していただくよう考えているとの説明がございました。  次に玉名バイパスの現状についてでございますが、現在、工事が行なわれております寺田河崎間につきましては、本年供用開始に向け順調に工事が進んでおるとのことで、立願寺から開田までの岱明ルートについては建物調査、用地測量などが終わり3月から用地説明、4月には用地買収に入るとのことです。平成19年度に用地買収、平成20年度に文化財の発掘調査、21年度に文化財発掘調査及び工事着手、22年度に工事完了の予定であるとのことでございます。事業内容は延長4.2キロ、買収面積13万8,600平方メートル、筆数は454筆、うち用地買収が303件、家屋移転保障は約47件、用地費、補償費、需用費、利子など総計22億円の事業であると説明を受けました。そのほか工事に伴う地元の要望を交え、委員からの質問及び要望などがございました。今後も早期完成、早期開通を図るため、引き続き審査をする必要がございますので、全会一致をもって閉会中の継続審査とすることに決定し、委員会を閉会をいたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(松田憲明君) 以上で玉名バイパス建設促進特別委員長の報告は終わりました。        ************************* △日程第6 質疑・討論・採決 ○議長(松田憲明君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。お諮りいたします。ただいまの委員長の報告のとおり、継続審査の申し出があっておりますので、これを閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり、これを閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  次に、閉会中の継続審査についてお諮りいたします。総務委員長から総務部、企画財政部及び地域自治区調整室の所管に関する調査事項、産業経済委員長から産業経済部の所管に関する調査事項、建設委員長から建設部及び企業局の所管に関する調査事項、文教厚生委員長から教育委員会、市民部及び福祉部の所管に関する調査事項、議会運営委員長から議会の運営に関する事項、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項及び調査事項について、それぞれ継続審査の申し出があっておりますので、これを閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認め、さよう決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午後 2時07分 休憩                             ───────────                             午後 2時30分 開議 ○議長(松田憲明君) 休憩前に引続き、会議を開きます。        ************************* △日程第7 追加議案上程 ○議長(松田憲明君) 日程の追加についてお諮りいたします。  議第48号 熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について  議第49号 普通財産の無償貸付けについて  議員提出第1号 玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について  議員提出第2号 玉名市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について  議員提出第3号 玉名市議会事務局条例の一部を改正する条例の制定について  意見書案第1号 日豪EPA(外務省経済連携協定)交渉に関する意見書の提出について  を日程表のとおり日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議はありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、日程表のとおり日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  議第48号 熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について  議第49号 普通財産の無償貸付けについて  の議案2件を議題といたします。  お手元に配付しております議案の朗読はこれを省略いたします。        ************************* △日程第8 提案理由の説明 ○議長(松田憲明君) ただいまの議案について提案理由の説明を求めます。  助役 高本信治君。   [助役 高本信治君 登壇] ◎助役(高本信治君) 追加提案をいたしました議第48号及び議第49号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議第48号熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更についてでございますが、これは平成19年3月31日限りで宇城広域消防衛生施設組合、下益城火葬場組合、宇土富合清掃センター組合、宇城広域火葬場組合及び宇城広域清掃施設組合が解散することにより、熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数が減少するため、及び地方自治法の一部改正に伴い、平成19年4月1日から会計監査の設置及び吏員とその他の職員の区分が廃止するため、同組合規約を変更するものでございます。  次に議第49号普通財産の無償貸付けについてでございますが、これは地方自治法第96条第1項第6号の規定により無償貸付けを行なうものでございます。貸付物件は建物でございまして、玉名市滑石字中尾1601番地1、多目的共同利用施設で木造一部鉄骨造平屋建て409.21平方メートルで継続して貸付を行なうものでございます。貸付期間は平成19年4月1日から平成29年3月31日まででございます。貸付の相手方は玉名市中央公民館滑石支館長、村中征次郎氏でございます。  以上でございます。よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(松田憲明君) 以上で提案理由の説明は終わりました。        ************************* △日程第9 議案の委員会付託 ○議長(松田憲明君) 次に議案を付託いたします。  議第48号 熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について 議第49号 普通財産の無償貸付けについて は、お手元に配付しております議案付託表のとおり総務委員会に付託いたします。        ─────────────────────────  議案付託表 ┌─────┐
    総務委員会│ └─────┘   議第48号 熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について   議第49号 普通財産の無償貸付けについて        ───────────────────────── ○議長(松田憲明君) 付託を決しましたので、総務委員会におかれましては、ただちに審査をお願いいたします。  委員会審査のため休憩いたします。                             午後 2時36分 休憩                             ───────────                             午後 3時06分 開議 ○議長(松田憲明君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。        ************************* △日程第10 委員長報告 ○議長(松田憲明君) 総務委員会に付託してあります議案2件を議題といたします。  審議の方法は、各委員長の報告のあと、質疑、討論ののち採決いたします。  委員長の報告を求めます。  総務委員長 本山重信君。   [総務委員長 本山重信君 登壇] ◎総務委員長(本山重信君) ただいまから総務委員会の審査の経過と結果を報告申し上げます。総務委員会に付託されました案件は、議第48号熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について及び議第49号普通財産の無償貸付けについての2件であります。  まず議第48号熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更についてですが、先ほど本会議で提案理由の説明がありましたとおり、熊本県市町村総合事務組合から宇城広域消防衛生施設組合等を脱会させる等の変更であり、委員会においてさらに詳細な説明が執行部よりありました。委員からは特段の質疑はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に議第49号普通財産の無償貸付けについてでありますが、これに対して委員から建設の時期、事業名、その目的等について質疑がなされました。執行部より平成8年度の国庫補助事業である農村総合整備モデル事業であり、多目的共同利用施設として管理は地元が行なっているとの説明がありました。また、今回の無償貸付けについては継続しての貸付けである旨の答弁であり、そのほか委員からの特段の質疑はなく、議第49号普通財産の無償貸付けについては、全会一致で原案どおり可決するものとして決定いたしました。  以上、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(松田憲明君) 以上で総務委員長の報告は終わりました。        ************************* △日程第11 質疑・討論・採決 ○議長(松田憲明君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  議第48号 熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について  議第49号 普通財産の無償貸付けについて の議案2件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第12 議員提出議案上程 ○議長(松田憲明君) 次に  議員提出第1号 玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について  議員提出第2号 玉名市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について  議員提出第3号 玉名市議会事務局条例の一部を改正する条例の制定について  の議案3件を議題といたします。  お手元に配付しております議案の朗読はこれを省略いたします。        ************************* △日程第13 質疑・討論・採決 ○議長(松田憲明君) お諮りします。ただいまの議題となっております議員提出第1号から議員提出第3号までの議案3件は議事の都合により提案理由の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、議案3件は提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  議員提出第1号から議員提出第3号までについて質疑ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。議員提出第1号から議員提出第3号についてまでの議案3件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、議員提出第1号から議員提出第3号までの議案3件は原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第14 意見書案上程 ○議長(松田憲明君) 次に意見書案の審議に入ります。意見書案第1号日豪EPA(外務省経済連携協定)交渉に関する意見書の提出についてを議題といたします。  お手元に配付しております意見書案の朗読はこれを省略いたします。        ************************* △日程第15 質疑・討論・採決 ○議長(松田憲明君) お諮りします。ただいまの議題となっております意見書案第1号については議事の都合により提案理由の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、本案は提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  意見書案第1号について質疑ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 質疑なしと認めます。  討論ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。意見書案第1号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松田憲明君) 異議なしと認めます。よって、意見書案第1号については、原案のとおり可決いたしました。  以上で、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  ここで市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。 ○議長(松田憲明君) 市長 島津勇典君。   [市長 島津勇典君 登壇] ◎市長(島津勇典君) 3月議会の閉会にあたりまして一言御礼を申し上げたいと存じます。3月2日に開会になりました今議会21日間でございますが、本当にお世話様になりました。19年度の予算案を初め47議案、本日も2号の追号議案をお願いしたところでございますが、たくさんの予算案あるいは条例案等について、それぞれ熱心な御協議をいただき、可決をいただきましたことを厚く御礼を申し上げます。各、今日は委員長報告を私も緊張して拝聴さしていただきましたが、各委員会において議員の皆様方が市政のいろんな問題点を掘り下げながらあるいは意見を闘わせていただくなり、御指摘をいただくなりしたことを非常に貴重に受け止めております。拝聴しておりまして例えば総務委員会等ではですね、補正予算について交付税の現況についてあるいは繰越事業を少なくするような気をつけた行政執行が必要だとか、消防服についてとか、イントラネットの減額というのはどういう状態で起きたのかとか、19年度予算については税金の滞納状況はどうだろうか、特例債というのはどう活用しているんだ。退職手当の負担金はどうなっているか、総合窓口についてどうかとか、FMたまながなくなったがその影響はどう受け止めているか、21の星の事業は進捗しているのか、行政区の統合はどう議論されているか。こういうのを委員長報告にあったと伺いながら、私のメモにあります。どの一つを取り上げても非常に貴重な御指摘だし、私どもがご可決をしていただきました19年度予算に従って、これからの1年間の市政運営にあたっていくわけでありますが、議会にいただきました皆様の貴重な御意見を御示唆を肝に銘じながら事に当たってまいりたいと思います。いろいろ今後、次々の議会にあるいは補正予算をお願いする場面も出てくるのかなあとは思いますが、基本は本日御可決いただいた19年度一般会計予算案が中心であります。私そして執行部の諸君、このことを重く受け止めながら皆さんとともどもにこの1年間しっかり頑張りたいと思いますので、どうぞ一層の御指導、御協力をお願いを申し上げて御礼のごあいさつにさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(松田憲明君) ありがとうございました。これにて本会議を閉じ、平成19年第2回玉名市議会定例会を閉会いたします。                             午後 3時17分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         玉名市議会議長    松 田 憲 明         玉名市議会議員    江 田 計 司
            玉名市議会議員    多田隈 保 宏...